長崎はどんな方もウエルカムな街です

病院で勤務するということは、ぐあいが悪かったり怪我をしたりして心身ともに弱くなっている人たちと接するということです。
病院内にはさまざまな職種の人たちが働いていますが、よほどの裏方の仕事でない限りは、歩いていると患者さんと顔をあわせることになります。
まして、患者さんと特に接する機会の多い、医師や看護師、受付の職員などは笑顔で、気持ちよく対応することが求められています。

それを気持ちよく対応するということは、笑顔で対応するということだけではありません。
その患者さんの話す言葉をキチンと理解することがとても大切になってきます。
患者さんが話す方言や言語をしっかり覚えておかなくてはいけません。
患者さんは、その地域に住んでいる日本人だけとは限りません。
旅行で訪れた外国人などが来ることも多いです。

また、最初から外国人が多く住んでいる地域もあります。
ここ長崎は、大学職員や起業での外国人雇用が多く、世界中からの観光客が集まる都市です。
特にお盆の精霊流しは圧巻です。
大きな船と提灯、爆竹が雨あられと振ってくる初盆を迎えるお宅のイベント。
国内でも珍しい行事なんですよ。

そういった外国の患者さんに対応するためには、
必要最低限英語はマスターしておいたほうがいいでしょう。
外国人全てが英語を話すというわけではありませんが、
日本語は話せないけれど、英語なら何とか話せるという外国人も多いのです。

都市部の大規模な病院や観光客が多い地域の病院に勤める医師や看護師、
受付などのスタッフは特に英語力が求められます。
仕事に対しての知識や技術のみならず、その地域の方言や英語などについてもしっかりと理解しておくことが大切です。